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唾液のお話し
2021年10月7日
こんにちわ♪
今回トップバッターをさせて頂く歯科衛生士の伊佐です。開院1ヶ月がそろそろ過ぎ先生理念を大切に日々診療してます。
歯科に対する情報を、皆さまに提供出来るように心がけてます。
今回唾液についてお話しをしたいと思います。唾液は1日に1〜1.5ℓほど分泌されると言われています。
唾液には、お口の粘膜の保護などさまざまなはたらきがあり、お口や歯をはじめ、からだ全体を守っているのです。
唾液のはたらきについてさらに詳しくお話ししていきます。
唾液のはたらきとしてまず挙げられるのは、歯茎や舌などの粘膜を保護して傷つかないようにする「潤滑作用」です。
このはたらきが食べたり喋ったりするのをスムーズにしてくれます。
二点目に、食物に含まれるデンプンを糖に変える「消化作用」です。
ご飯をよく噛むと甘くなるのはこの作用によるものです。
さらに、「怪我をしたら唾をつけておけば治る」と言われるのも、三点目の唾液のはたらきとして挙げられる「抗菌作用」があるからなのです。
ほかにも、食べかすを洗い流してお口に残るのを防ぐ「洗浄作用」や、お口の中の酸性度を正常に保って歯が溶けるのを防ぐ「緩衝作用」、唾液に含まれるタンパクで細菌を集める「凝集作用」など、虫歯や歯周病から歯を守るはたらきがたくさんあるのです。
実はとても働き者の唾液なんです。
よく噛む食事を心がけ、唾液をたくさん出して全身の健康を保ちましょう。
どんな悩みでも、ご相談ください。スタッフ一同心よりお待ちしております。